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歳時記


2009年9月9日

「炉開き」が開花しました
今年は早くも館庭の「炉開き」が咲き始めました。「炉開き」は、茶の木とユキツバキ(雪椿)の交雑種で、白い茶の花と、赤いツバキの花の性質を受け継いで、あざやかなピンク色の花を咲かせます。
こちらは茶の品種「やぶきた」の花です。今年は茶の花の開花が早いようです。
これは、茶の品種「さやまかおり」の実です。茶の実は、開花から1年かけて熟します。茶の花が咲き始めるころ、昨年咲いた花の実が熟します。熟した実はやがて裂けて中の種が落ちます。ひとつの実の中には、種が1〜4個入っています。写真のように、三角に膨らんだ実の中には、種が3つ入っています。地形図の地図記号で茶畑を表す「∴」の記号は、茶の実の中に種が3つ入っている様子をデザイン化したものです。
館庭の雑木林では、ヒガンバナも咲き始めました。つい先日まで、雑木林で鳴いていたセミたちの声に変わって、すっかり秋の虫たちの声が大きくなりました。