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歳時記


2014年7月11日

台風一過〜夏の富士山と館庭の花々〜
夏の富士山 雪渓 画像
台風一過の朝、久々に富士山の姿を望むことができました。この時期の富士山といえば、雪のない真っ黒なシルエットというイメージですが、今年の冬は積雪が多かったために残雪も多く、これまでに見たことのない雪渓の姿が現れていました。
 
カンゾウ 画像
館庭を歩いてみると、幸い台風の影響はそれほどなく、野生植物保存林では夏の花々が照りつける日差しを浴びて咲き誇っていました。写真はヤブカンゾウとノカンゾウ。どちらもニッコウキスゲの仲間で、朝開き、夕方にはしぼむ「一日花」です。このほか、ユウガギクやオカトラノオなども白く清楚な花をたくさん咲かせていました。
ヤブカンゾウ 画像
手前で華々しく咲いているのが「ヤブカンゾウ」。「ノカンゾウ」のおしべやめしべの一部が花びらに変わって八重咲きとなった変種です。本日は32輪が開花していました。
ヤブカンゾウ 画像
大きく派手な花弁は華やかですが、見ようによっては少しグロテスクにも感じられるかもしれません。市内でも川の土手や道路沿いなどに咲いているのを見ることができます。
ノカンゾウ 画像
対して奥のほう、アジサイの近くで咲いているのがノカンゾウ。今日は31輪の開花が確認できました。ヤブカンゾウにくらべると派手さはありませんが、すっきりとした美しさがあります。こちらは市内では川の土手などに自生していますが、次第に数が少なくなってきているようです。
ノカンゾウとアジサイ 画像
写真は数日前の雨上がりに撮影したノカンゾウとアジサイ。しっとりと濡れたノカンゾウのオレンジ色とアジサイの紫がかった青色の対比が際立っていました。梅雨のシーズンはもうしばらく続きます。うっとうしい季節ですが、雨の中の植物の美しさを堪能できるのもこの季節ならではの楽しみですね。