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北限への旅路―茶の自然と歴史を訪ねて―

北限への旅路―茶の自然と歴史を訪ねて―
発行年:  1999年5月1日
判型:  A4判
頁数:  95ページ
価格:  700円(税込)
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内容

 茶は中国南部が原産地と考えられており、温暖な気候に生育する植物である。狭山茶産地は、茶栽培が経済的に成り立つ北限地帯に位置する。茶は、中国南部から総延長4,600kmを旅してこの北限の地へ根づいたのである。
本書では、「茶はいかにしてこの地へきたのか・・・」というテーマを、植生・地質・気候などの自然地理学的視点と、東国における茶栽培の歴史や、宇治製の蒸し製煎茶法の導入など、史料をもとにした歴史学的視点の両面からアプローチしている。


目次

第T部 北限への旅路
 旅のはじまり/照葉樹林帯の道/「ヤマチャ」とは何か/そして、さいたまの地へ/茶は山をくだり台地に広がった/さらに北をめざして/[解説編]照葉樹林文化と茶のふるさと/茶の伝播と製茶法/茶どころの気候条件/「ヤマチャ」とは何か/そして、さいたまの地へ/さらに北をめざして/ところ変われば茶も変わる
第U部 北限地帯の最大産地―狭山茶どころの自然と歴史―
 [狭山茶の自然]茶を育んだ土地/寒さとのたたかい/寒さに強い品種をつくる/[狭山茶の歴史]鎌倉時代以降の東国の飲茶と茶生産の広がり/近世埼玉県域の茶生産と流通/蒸し製煎茶法の模索と技術の習得/狭山茶の産地形成と発展/[狭山茶新時代]緑茶によるがん予防/[特別展関係史料]