入間市博物館古地図シリーズ


入間市博物館古地図シリーズ 1 根岸小谷田村絵図

入間市博物館古地図シリーズ 1 根岸小谷田村絵図
発行年:  1996年3月28日
・複製絵図1枚(93×30cm)
・図解図1枚(60×21cm)
・解説書(A5判)8ページ
価格:  500円(税込)

内容

カラーの「複製絵図」と、文字を活字に直した「図解図」、写真や図版で地域の歴史や自然環境を解説した「解説書」の3点セットで構成。
本図は、天保2年(1831)に作成された根岸小谷田村(現在の入間市根岸)を描いた村絵図。根岸小谷田村は南北に長く、北は加治丘陵、南は武蔵野台地の金子台に位置し、その間を桂川(霞川)が東西に貫いている。絵図には田畑の等級を生産力の高い順から上田・中田・下田・下々田、上畑・中畑・下畑・下々畑と表示してあり、村の地形地質との関係が見られる。民家は桂川沿いから加治丘陵の南麓部に集中しており、桂川沿いには上畑や中田が見られる。一方、南の武蔵野台地(金子台)では桂川沿いの集落から遠ざかるにつれて上畑→中畑→下畑→下々畑となり、その奥には堆肥や燃料の採取に欠かせなかった「山」(平地林)が広がっている。このような集落の形態は、水に乏しい武蔵野台地の畑作地帯に見られる典型的な土地利用だった。現在、この辺りの台地上は一面に広がる狭山茶畑へと変貌している。
身近な「地誌」として、ハイキングや歴史散策のお供として、地域学習の教材としてお薦めの一冊。