入間市博物館古地図シリーズ


入間市博物館古地図シリーズ 6 宮寺・二本木村絵図

入間市博物館古地図シリーズ 6 宮寺・二本木村絵図
発行年:  2002年3月31日
・複製絵図1枚(56×53cm)
・図解図1枚(56×53cm)
・解説書(A5判)32ページ 価格:  600円(税込)

内容

 カラーの「複製絵図」と、文字を活字に直した「図解図」、写真や図版で地域の歴史や自然環境を解説した「解説書」の3点セットで構成。
 本図は、天保7年(1836)に作成された二本木村の本村分と飛び地分(現在の入間市二本木と、入間市宮寺・東京都瑞穂町高根などの一部)を描いた村絵図。古地図シリーズ2の二本木村絵図の範囲と重複しているが、シリーズ2では描かれていない飛び地分(南部の狭山丘陵)が含まれている。絵図には、長田、伊達、坂部、山田、土屋などの旗本名が記され、旗本相給地が集中していたようすが分る。おそらく、天保の飢饉のなか、旗本や幕府代官がお互いの領有範囲を再確認するために描かせた図と思われる。地形、道、河川がかなり正確に表現されており、武蔵野台地の段丘崖(ハケ)や、狭山丘陵の谷戸(谷)の形状、道の幅員の広狭や屈曲の度合が現状とよく似通っている。
 身近な「地誌」として、ハイキングや歴史散策のお供として、地域学習の教材としてお薦めの一冊。


目次

村絵図の概要/村の概況/村の道と川/寺社/武蔵野台地と狭山丘陵/村の地形・地質と土地利用