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板碑で読み解く武士と寺院



好評につき増刷しました

板碑で読み解く武士と寺院−私の身近にある中世− 


発行年:  2015年10月31日
判型:  A4判
頁数:  48ページ
価格:  700円(税込)

内容

 特別展「板碑で読み解く武士と寺院―私の身近にある中世―」の解説ガイドブック。板碑という史料を読み解くことで、入間市やその近隣地域の武士や寺院の歴史を解き明かす。特に、入間市が誇る2件の国指定重要文化財、「円照寺の板碑」と「高倉寺観音堂」について最新の研究成果を発表。円照寺の板碑からは、武蔵武士・丹党加治氏の歴史を、飯能市白子の長念寺の板碑から、高倉寺観音堂建立の年代と時代背景を読み解く。



目次

第1章 板碑とは

・板碑の構造と年代 ・板碑の起源と終焉 ・なぜ板碑を立てるのか―造立の目的 ・阿弥陀信仰の広がりと板碑

 

第2章 板碑で読み解く武蔵武士

・板碑の分布と武蔵武士 ・板碑造立の担い手―丹党加治氏 ・板碑でたどる丹党加治氏の歴史(@亡き母と、戦で討たれた父の供養のために A円照寺で最古の板碑 B亡き母を供養する二基の板碑 C加治氏の繁栄を物語る板碑と高野山町石  D謎に満ちた板碑―霜月騒動のあとに E権力闘争の犠牲となった親子 F鎌倉幕府滅亡!「臨剣頌」に託した鎌倉武士の生きざま G足利・新田の抗争のなかで―再起を図る加治氏 H鎌倉府政権とともに―復活を果たした加治氏 Iその後の加治氏―戦国の世を生きのびて) ・村山党金子氏ゆかりの板碑 ・村山党宮寺氏ゆかりの板碑

 

第3章 板碑で読み解く中世寺院

・高倉寺観音堂建立のなぞを探る―長念寺の板碑群

 

第4章 埼玉県は「日本一」の板碑大国 

・列島を貫く「青い」帯―結晶片岩の分布と出来方 ・武蔵型板碑の供給地―下里・青山板碑製作遺跡

 

寄稿

入間川流域における初発期板碑の展開(磯野治司)