いるま歴史ガイド 旧石川組製糸西洋館と周辺の文化財

愛宕あたご神社

祭神は天照大御神、別雷神、新田にった左兵義興よしおきです。社伝によると武蔵野に集落がつくられたときに、天照大御神を祀り、正平16年(1361)に新田義興の霊を、元中5年(1388)に別雷神を祀ったとあります。

愛宕神社の首塚・十三塚

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首塚の松
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十三塚

鎌倉幕府を滅ぼした新田義貞が足利尊氏との抗争に敗れた後、次男の義興がたびたび挙兵していましたが、延文3年(1358)、入間川に陣を構えていた鎌倉公方足利基氏により新田義興が矢口の渡し(多摩川下流)で謀殺されたと太平記にあります。その後、扇町屋で災害が相次ぎ、祟りを鎮めるため義興の霊を祀ったといわれています。また、義興の首を今の愛宕神社(愛宕神社の社号は江戸時代以降)のかたわらに埋め、塚を作って松を植えたとの伝承があり、「首塚の松」と呼ばれます。初代は昭和37年に枯死し、現在は二代目が植わっています。

志茂町屋台(市指定有形民俗文化財)

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志茂町屋台は、愛宕神社例大祭(おとうろう祭り)で曳かれる屋台のひとつです。もとは川越氷川神社の例大祭(川越祭)で曳かれていたもので、天保7年(1836)に川越鴫町で造られ、明治初年に越生町へ移り、昭和27年に豊岡第三区へ引き取られたものです。

屋台は黒塗りで、正面屋根の下側などは金箔押しです。江戸時代屋台の特徴で、唐破風屋根の端が折りたためるようになっています。舞台正面欄間の亀と側面の唐子を除く舞台の彫刻は繊細で江戸時代の手法です。現在、川越氷川神社例大祭では屋台は曳かれなくなっています。

おとうろう祭りや入間万燈祭りでお囃子とともに見ることができます。

愛宕神社

所在地
入間市豊岡3-7-32
アクセス
入間市駅から徒歩14分
見学
境内の拝観
愛宕神社例大祭(おとうろうまつり):4月24日に近い土・日曜日
愛宕神社秋まつり・日枝神社(末社)例祭:9月15日に近い日曜日
このページに関するお問い合せ
入間市博物館
04-2934-7711

案内図

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