市民を対象とした出前講座
更新日:2020年11月7日
入間市生涯学習『茶の都(ちゃのくに)』出前講座(博物館担当講座)
市民の皆さんの生涯学習活動に役立てていただくため、行政の取り組みや職務の中で得た知識を講座にして、市職員を講師として派遣する制度が、『入間市生涯学習茶の都(ちゃのくに)出前講座』です。このうち、博物館では以下の講座メニューをご用意しております。
利用できる方は、原則として市内に在住・在勤・在学する小学生以上の方で、10人以上の団体・グループです。公民館事業や学校授業としても利用できます。
申し込み、詳しいお問い合わせは、入間市教育委員会社会教育課(04-2964-1111)まで。
令和2年度 出前講座メニュー表
No. | 講座名 | 内容 |
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19 | 知られざるカタクリの秘密 ~雑木林の春植物~ |
入間市の早春の雑木林に可憐な花を咲かせるカタクリをはじめ、市内に自生する「春植物(スプリング・エフェメラル)」について紹介し、その生態や分布から、入間市の自然の移り変わりや、自然と人間とのかかわりを考えます。 |
53 | 入間市の指定文化財 | 原始・古代から明治・大正時代までの市内に所在する指定文化財を、歴史をたどってスライドで紹介します。 |
54 | わがまちの"お宝"再発見 ~写真で見る身近な文化財~ |
身近な地区の文化財から、地域の歴史・自然・文化を再発見します。地区は、東金子・金子・宮寺・二本木・藤沢・西武地区から選択できます。 |
55 | 博物館ALIT(アリット)の楽しみ方 | 博物館ALITの館内を学芸員が解説しながら案内します。解説付きならではの見どころ満載です。(コロナ対策による人数制限あり) |
56 | 博物館バックヤード探検ツアー ~博物館のお仕事見学~ |
普段は公開していない博物館の収蔵庫や研究室をご案内し、博物館の役割や学芸員の仕事について紹介します。(コロナ対策による人数制限あり) |
57 | 写真と図で見る入間市の地理・歴史 | 入間市の地理・歴史を、地図や写真を見ながら学びます。地理は、特産物の狭山茶と武蔵野台地との関係を、歴史は小・中学校の教科書に出てくる日本の歴史と地域の歴史とのつながりを、時代を追ってわかりやすくお話しします。 |
58 | 入間市の「坂」と「段差」はなぜできた? ~写真と図で見る地形散歩~ |
日本列島から入間市へとクローズアップしながら、武蔵野台地や狭山丘陵・加治丘陵の地形・地質とその成り立ちについて、地図や身近な坂道の写真を見ながらお話します。 |
59 | 狭山茶の歴史 | 中世の文献に登場する武蔵国の銘茶「河越茶・慈光茶」の盛衰から、江戸時代後期の蒸し製煎茶による「狭山茶」の誕生・発展に至る歴史を、最新の調査研究成果をもとにお話します。 |
60 | 入間市の重要文化財 ~鎌倉・室町時代の歴史と文化~ |
市内にある2つの国指定重要文化財、「高倉寺観音堂」と「円照寺の板碑」は、いずれも「武家の都・鎌倉」と密接な関わりを持つ文化財です。2つの重要文化財から入間地域と鎌倉との関わりを探ります。 |
61 | 写真で見る身近な町のいまむかし ~定点写真撮影のススメ~ |
昭和30~40年代を中心に、明治から平成に至る市内の古い写真と、現在の写真を見比べ、町の変化や発展、関連する歴史をお話しします。昔から住んでいる方には懐かしく、最近移り住んだ方には新鮮な、町の発達史です。 |
62 | お茶の基礎知識 | お茶の木はどんな植物か、お茶の原産地と伝播、お茶の種類、日本のお茶の歴史、狭山茶の特性、お茶の効用など、お茶の基礎知識を学ぶ初心者向けの講座です。 |
63 | 西洋館の建物見学と「石川組製糸」の世界 | 日本有数の製糸会社であった「石川組製糸」の迎賓館として建てられた西洋館。国の登録文化財にもなっている西洋館の中へ入り、その歴史や建築の魅力をご案内します。(コロナ対策による人数制限あり。別途入館料が必要です) |
64 | 寺院建築の見方 ~古建築に学ぶ歴史~ |
国指定重要文化財・高倉寺観音堂は、関東を代表する中世禅宗様建築です。このお堂の鑑賞方法を中心に、他の時代や様式の寺院建築と比較しながら、寺院建築の歴史を学びます。修学旅行の事前学習や、古寺巡りにも役立つ情報満載です。 |
65 | 大地にねむるいるまの歴史 ~入間市の縄文・奈良・平安時代~ |
市内には72か所の遺跡が確認されています。それらの遺跡の発掘調査で見つかった住居跡や土器・石器等の情報をもとに、入間市の縄文時代から奈良・平安時代までの歴史を紹介します。 |