メニューにジャンプコンテンツにジャンプ
入間市博物館 アリット

トップページ > 出版物 > 1.展示図録 > 改訂増補 史料で読み解く 狭山茶の歴史

改訂増補 史料で読み解く 狭山茶の歴史

更新日:2025年8月5日

「改訂増補 史料で読み解く 狭山茶の歴史」表紙
発行年
2025年7月31日
判型
A4判
頁数
60ページ
価格
700円(税込み)
重さ
268グラム

改訂増補 史料で読み解く 狭山茶の歴史

内容

2019年の初版発行後に蓄積された新たな研究成果と、過去に当館で発行した狭山茶関連図録の内容を一冊に集約した、現時点における「狭山茶史」の決定版です。「河越茶」・「慈光茶」から「三富茶」そして「狭山茶」へと、埼玉県における茶作りの「発祥」と「変遷」の歴史を、「日本茶」の歴史の流れの中に位置付け、お茶の歴史の全体像がビジュアルにつかめるようにしました。また、難解な古文書の史料を、当館のキャラクター「イル坊・マー子」がQ&A形式でやさしく解説し、子どもから大人まで読んで楽しい「狭山茶」のストーリーとなっています。


目次

はじめに

目次・凡例

「狭山茶」はどこで作られているかー狭山丘陵の周囲に広がる「台地」

第一章 狭山茶前史

茶は寺から始まったー唐から伝わった「煎茶法」

寺から武士へー宋から伝わった「点茶法」

教科書にも載るほど有名だった「河越茶」

日本で最初の全国銘茶ランキング

関東では有名だった希少な「ご当地」ブランド「慈光茶」

栄西の弟子・栄朝がいた慈光寺

栄西―栄朝―円爾とつながる師弟関係と茶産地

「河越茶・慈光茶」の衰退と「宇治茶」の隆盛

武蔵野台地の開拓―「境内茶園」から「畦畔茶」へ

「茶色」の番茶と「緑色」の抹茶―二分化する江戸時代の茶

明から伝わった「淹茶法」と、「蒸し製煎茶」の開発

第二章 三人の挑戦者たち

村野盛政と吉川温恭―茶作りの「きっかけ」と「試作品」

本格的な「宇治製法」を見聞し、記録する

指田半右衛門―刻苦勉励の技術習得

第三章 「狭山茶」の誕生

「狭山出産の宇治製茶」江戸で仕切り売買が始まる

量産体制が整う―「狭山」と「根通り」

有名ブランドの「下支え」として

ここが「復興」の地だ!―「狭山茶」の名称が初登場

茶作り復興の記念碑―『重闢茶場碑』建つ

第四章 江戸で人気の狭山茶

吉川さん家のお茶が欲しいー殿も買って飲んでいた「東野」

「製法」だけでなく「遺伝子」も宇治産を導入

第五章 「狭山茶」ブランドの確立

日本茶の海外輸出本格化―明治時代の製茶風景を伝える浮世絵

統一ブランド銘「狭山茶」を確立した開拓者

直輸出のパイオニア「狭山会社」の経営

宇治と拮抗する狭山の茶―輸出最盛期の記念碑

「狭山茶」ブランドの広がり

製茶機械の発明―高林謙三の試練と苦難

入間の狭山、狭山の入間―茶名がもたらした地名と市名の逆転