改訂版 入間昔むかし アケボノゾウの足跡
更新日:2020年10月23日
- 発行年
- 2003年3月29日
- 判型
- A5判
- 頁数
- 120ページ
- 価格
- 500円(税込)
- 重さ
- 210グラム
- コメント
- 執筆・編集:入間川足跡化石発掘調査団
改訂版 入間昔むかし アケボノゾウの足跡
内容
1991年10月、台風が過ぎ去った後の入間川河床で約150万年前のアケボノゾウの足跡化石が発見された。本書は、足跡化石の発見から発掘、そして調査研究成果の報告について、平易な文章とカラーの図版・写真によって、子どもでもわかるように解説した普及書である。一般向けでありながら、著者は関東平野西縁丘陵の調査を長年にわたって精力的に進めている研究者の方々であり、専門的かつ高度な内容となっている。1995年に初版が発行され、改訂版が発行されるまでの7年間に新たに研究が進んだ成果も含まれている。また「いるま地学さんぽ」では、地学の野外見学に適したコースを紹介。本書を片手にフィールドワークに出かけてみよう。
目次
第1章 発見そして発掘へ
- 足跡化石の発見、発掘に至るまで
- 足跡化石の発掘
第2章 地層と足跡化石を調べる
- 地層を調べる
- 足跡化石を記録する
第3章 入間昔むかし―環境復元を試みる―
- 過去を物語る動植物の化石
- アケボノゾウの楽園―約50万年間の生息地“入間”―
いるま地学さんぽ(5つの地学観察コース)
資料
- 仏子層のゾウ化石
- 関東平野西縁地域の哺乳類化石
- 全国各地の足跡化石