いるま歴史ガイド 旧石川組製糸西洋館と周辺の文化財

春日かすが神社

画像

春日神社は、黒須村の鎮守です。

画像
画像

拝殿の天井には、江野梅青えのばいせいの雲龍図が描かれています。近くの蓮花院観音堂にも、梅青筆の雲龍図と格天井花鳥図が残されています。

画像
画像

宝暦14年(1764)に再建された本殿は、江戸時代中期から後期の神社建築の特徴を残している貴重な建造物として市指定文化財になっています。総ひのき造で、母屋もや向拝ごはい浜床はまゆかの付いた一間社流造いっけんしゃながれづくりという形式です。

各所に色彩豊かな花鳥霊獣の彫刻が施されています。本殿は、拝殿の奥で覆い屋の中にあり、普段は拝観することができません。

画像
棟札おもて
画像
棟札うら

宝暦14年(1764)の再建を記す棟札が残っており、本殿はこの時に建てられたものと考えられます。棟札に記されている大工・細田源左衛門(飯能市出身)は、安永8年(1779)に再建された円照寺北向不動堂(市指定文化財)も手掛けています。

春日神社

所在地
入間市春日町1-6-1
アクセス
入間市駅から徒歩16分
西武バス「霞橋」バス停から徒歩11分
見学
境内からの拝観
例大祭:10月19日に近い日曜日
例祭・五穀神社例大祭:4月3日に近い日曜日
このページに関するお問い合せ
入間市博物館
04-2934-7711

案内図

ページの先頭へ

いるま歴史ガイド
・旧石川組製糸西洋館と周辺の文化財・

入間市博物館ALIT(アリット)
〒358-0015 埼玉県入間市二本木100
Tel. 04-2934-7711 Fax. 04-2934-7716

本サイトに掲載されているすべての図版・文章等の無断転載、複写使用を禁止します