新規指定文化財特別展示「古谷重松奉納祭囃子祭礼図絵馬」
更新日:2023年5月26日
150年前の祭礼習俗を伝える大絵馬「古谷重松奉納祭囃子祭礼図絵馬」が市指定文化財に
2023年4月1日に、「古谷重松奉納祭囃子祭礼図絵馬」が入間市指定有形文化財になりました。この絵馬は、重松流(じゅうまりゅう)祭囃子の創始者として知られる古谷重松(ふるや じゅうまつ・1830年から1891年)が市内久保稲荷神社に奉納したもので、初午の祭礼の山車行列を詳細に描写したとされるものです。絵馬の中には当時、重松流が広まっていたと思われるこのあたりの地名らしき記載があり、なかには「ふじさわ(藤沢/入間市の藤沢地区)」と読み取れる箇所もあります。当時の重松流祭囃子の伝播と祭礼風俗を知る上で貴重な文化財となっています。これを記念して、絵馬の展示と重松流祭囃子の演奏を行います。普段は見ることができない絵馬の本物と、精巧なレプリカを並べて展示します。
会期 5月30日(火曜日)から6月18日(日曜日)
会期中の休館日 6月5日(月曜日)・12日(月曜日)
会場 特別展示室
観覧料 無料
関連イベント
専門家による絵馬の解説と、地元入間と重松のふるさと所沢のみなさんにより重松流祭囃子の生演奏を行います。日時 6月10日(土曜日)11時50分から13時20分
講師 小峰孝男氏(入間市文化財保護審議委員会委員)
出演 北中野はやし連、重松流祭囃子保存会
関連ファイル
関連リンク
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