常設展茶文化コーナー特集ミニ展示「菊を愛で、月夜をたのしむ」
更新日:2024年9月6日
常設展示室「茶の世界」茶文化のコーナーでは、移ろう季節に合わせて茶室の中の道具を取り合わせ、入間市博物館の所蔵資料コレクションからさまざまな資料をご紹介。茶道具の中からも季節や物語を感じ取っていただけるよう展示替えを行っています。テーマに合わせ、見ごたえある一点物の美術工芸品のほか、市民のみなさんからご寄贈いただいた民俗資料や文書資料などをピックアップし、茶室の中や特設コーナーなどに展示しています。入間市博物館の展示室から、季節を感じてみませんか。
9月・10月の展示 ~菊を愛で、月夜をたのしむ~
9月9日は五節句の一つ「重陽の節句」(旧暦では今年10月11日)。菊の花をお酒に浮かべた菊酒などでお祝いする「菊の節句」です。また、夜がだんだんに長くなり、9月、10月はお月見のシーズンでもあります。
菊や秋の草花をあしらった茶道具や、月をモチーフにした輸出茶のパッケージなどを展示しています。
会期:10月20日(日曜日)まで(会期中展示替えあり)
観覧には常設展観覧券が必要です
7月・8月の展示 ~海へ 山へ 諸国漫遊~
7月15日は海の日。8月12日は山の日。あちこちへと出かけたくなる季節です。茶文化コーナーでは、「海」や「山」をキーワードに、茶の湯や煎茶の道具をご覧いただけるようにしました。江戸時代の旅行ブームを思わせる当時の名所案内の版本や浮世絵なども併せて展示しています。茶道具の中の海や山の生き物、名所や旧跡にまつわる物語など、展示室の中での小さな漫遊をお楽しみください。