常設展茶文化コーナー特集展示「こいのきせつ2025~アリットの端午の節句~」
更新日:2025年4月20日
常設展示室「茶の世界」茶文化のコーナーでは、移ろう季節に合わせて茶室の中の道具を取り合わせ、入間市博物館の所蔵資料コレクションからさまざまな資料をご紹介。茶道具の中からも季節や物語を感じ取っていただけるよう展示替えを行っています。テーマに合わせ、見ごたえある一点物の美術工芸品のほか、市民のみなさんからご寄贈いただいた民俗資料や文書資料などをピックアップし、茶室の中や特設コーナーなどに展示しています。入間市博物館の展示室から、季節を感じてみませんか。

5月の展示 ~こいのきせつ アリットの端午の節句~
端午の節句にちなんで、「こい」をモチーフにした資料を展示しています。
エントランスホールや回廊の五月人形の展示とあわせてご覧ください。
会期:5月25日(日曜日)まで
観覧には常設展観覧券が必要です
4月の展示 ~桜の季節 野山を訪ねて~
桜をはじめとする春の花を楽しむ季節となりました。
花見気分を味わえるよう、さくらを中心に草花をモチーフにした資料を展示しています。
毎年綺麗な桜を見ることができる入間市博物館。館庭でのお花見とあわせて常設展示室までぜひ足をお運びください。
会期:4月13日(日曜日)まで
観覧には常設展観覧券が必要です


3月の展示 ~利休忌~
侘び茶の祖・千利休の忌日である利休忌には、利休を偲んで法要や茶会が行われます。
豊臣秀吉に命じられ、切腹した利休の祥月命日は旧暦2月28日。流派によって異なりますが、月遅れの3月27日や28日に多く行われています。
入間市博物館でも常設展示「利休の茶室」の床の間を利休忌に合わせてしつらえました。
利休が大坂城山里曲輪に建てた茶室(復元)と利休忌の展示を合わせてご覧ください。
会期:3月30日(日曜日)まで
観覧には常設展観覧券が必要です

3月の展示 ~雛まつりにちなんで~
3月3日は桃の節句、雛まつり。女の子の健やかな成長を祈って飾られる雛飾りは見るだけで心があたたまるものですね。
「利休の茶室」のしつらえや桃をモチーフにした煎茶道具など雛まつりにちなんだ展示をお楽しみください。
会期:3月23日(日曜日)まで
観覧には常設展観覧券が必要です


2月の展示 ~節分・立春・福は内~
今年の「立春」は2月3日。その前日の2月2日が「節分」です。
春の訪れを感じさせる梅の花。豆まきの「鬼は外、福は内」。
このコーナーでは縁起の良いものや「梅」にちなんだ資料を展示しています。
「利休の茶室」にしつらえた春らしい茶席やおめでたい意匠をモチーフにした煎茶道具などをお楽しみください。
会期:2月24日(月曜日)まで
観覧には常設展観覧券が必要です

1月の展示 ~はくぶつかんのふくぶくろ~
今年は巳年。脱皮を繰り返し、力強く成長する蛇は、不老長寿や金運の象徴とされます。
入間市博物館収蔵資料の中から、お正月にふさわしいおめでたい図柄や、商売繁盛につながる縁起物などの資料を詰め合わせた「はくぶつかんのふくぶくろ」。
「利休の茶室」にしつらえた新春らしい茶席やおめでたい意匠をモチーフにした煎茶道具などをお楽しみください。