常設展示室
更新日:2024年9月6日
動画でみる常設展示室 ~アリット茶んねる~
常設展示室を部屋ごとに動画でご紹介しています。こども科学室・入間の自然 https://www.youtube.com/watch?v=EU4HHU4KPuE&t=41s
当館自慢の展望スポット、2階のバルコニーから、「こども科学室」、「入間の自然」までを怪盗ムゼイオンと加治丘陵のタヌキがご案内(9分7秒)入間の歴史 https://www.youtube.com/watch?v=QUVrk-WZzVI&t=34s
原始時代から現代まで、台地の上にくらしてきた入間の人々の入間の歴史を学芸員がご案内(11分1秒)茶の世界 https://www.youtube.com/watch?v=OSKTRYj87Fw&t=2s
世界のお茶・日本のお茶・狭山茶の歴史や茶文化について展示解説員がご案内(11分26秒)
こども科学室
実験や体験をとおして科学の原理を考える、こどもたちの部屋。大人も楽しめます。
不思議なしかけがたくさんあります。
ほぼ毎月第一土曜日は、当館ボランティア会員による実演や工作を「サイエンスバー」において行ないます。
詳細は「催し物カレンダー」をご覧ください。
入間の自然
加治丘陵の森を再現したジオラマや、入間川で発見されたアケボノゾウの足跡化石などから、入間市の自然環境や地質を紹介しています。
武蔵野台地の生い立ちを、パネルやボーリング試料の土質標本などで紹介しています。
入間の歴史(2023年1月リニューアルオープン)
入間市博物館では2022年8月から12月まで、常設展示室「入間の歴史」を閉鎖し、平成6年の開館以来初めての常設展示リニューアル工事を行いました。
今回のリニューアルでは特に入間市域の大部分を占める「台地」という地形のもつ特徴が人々のくらしにどのように影響してきたのかという視点を織り交ぜながら、入間の歴史を紹介しています。また、展示内容を入れ替えることが出来るように展示の仕方をくふうしています。
「常設展示は一度見ればじゅうぶん」という声を耳にすることがありますが、これからは「どこかが変わっている常設展示」を目指して行きますので、ぜひ、一度ならず二度三度とご来場ください。
そして、新たに「昭和の入間」コーナーを新設しました。人々の生活や まちの様子が大きく変わった昭和の時代をクローズアップ 。 昭和初期の農家と昭和40年ごろの建売住宅を実物大で一部再現 。身近な道具の移り変わりの学習にも役立ちます。
さらに、このコーナーの学習に役立つインターネット上のデジタル企画展として、「ALITむかしの道具ばこ」というコンテンツを、2023年11月末までの期間限定で公開しています。パソコンやスマートフォン、タブレット端末などで、さまざまな用途の道具の移り変わりをインタラクティブに見ることができます。ご自宅で、学校で、あるいは展示室内で(Wi-Fiあります)実物と画像を組み合わせてご見学ください。
茶の世界
お茶が世界に広まる「伝播(でんぱ)」という視点から、地元の狭山茶はもとより、日本や世界各地のお茶についても紹介しています。
お茶のふるさと中国雲南省の茶の木の標本や、同じ茶の葉から緑茶・ウーロン茶・紅茶を作り分ける方法、茶の伝播を記した世界地図などを展示しています。
中国、チベット、イギリスなど、世界各地のお茶について、茶の葉や、茶を飲む道具、茶を飲む部屋の情景ジオラマなどを展示しています。
日本で作られる代表的なお茶の種類や、日本各地に伝わる「振茶(ふりちゃ)」と呼ばれる喫茶習慣について紹介しています。
2021年に小規模な模様替えをした「日本茶と狭山茶の歴史」のコーナーです。中国から日本へ茶は3度伝わりました。それぞれの時代での日本茶の飲み方や文化、狭山茶の起源である河越茶と慈光茶について、史料をもとに展示しています。
室町時代に寺の門前に立った一服一銭の「小屋掛けの茶屋」を再現した展示です。
千利休が大坂城内に建てた二畳の茶室の実物大復元です。国宝の妙喜庵待庵とほぼ同じ造りとなっています。
「煎茶道具」のコーナーです。青木木米や田能村竹田など、江戸時代後期の文人たちが製作した茶器などが展示されています。
煎茶道の茶室です。利休の茶室(茶道)と比べてみてください。
約200年前の江戸時代後期、狭山丘陵のふもとで誕生した「狭山茶」の歴史を紹介しています。狭山茶の生産用具一式は、国登録有形民俗文化財になっています。2021年に小規模な模様替えをしたコーナーです。
狭山茶産地の地形や気候、自園・自製・自販のシステムなど、狭山茶産地の特徴や、手揉み製茶の技術について紹介しています。他のコーナーに合わせて2021年に模様替えをしました。